油圧鉄筋カッターが動かない、切れない理由!自分で直せる?オグラ、IKK(ダイヤモンド)、マキタ

こんにちは!

ヒロヤマ建機整備の山崎です!!

最近日中もとっても寒く、作業するのも大変になってきましたね。

さて、今回は油圧鉄筋カッターの故障原因についてお話します。

鉄筋工の方や工事で使用する鉄筋を簡単に切断する為に使用する油圧鉄筋カッター。

とっても便利な機械なのですが、構造上経年劣化により故障することが多い機械です。

  • 切れない
  • 動かない
  • 戻らない
  • 油が漏れる

などなど

上記の故障がほとんどでしょう!

しかし、油圧鉄筋カッターはほとんどの場合が修理可能なので諦めないでください!!

この記事では、油圧鉄筋カッターの故障原因と自分で直せるか直せないかを解説していきます!

油圧鉄筋カッターが故障して買い替えるか、修理に出そうか悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。

目次

油圧鉄筋カッターは自分で直せるか?

鉄筋カッター修理

油圧鉄筋カッターが壊れた時、自分で直せるのでしょうか?

結論は

整備経験があるなら可能かも!

です。

油圧鉄筋カッターの内部は大きく分けてモーター、ポンプ、ピストンの3つの部品で構成されています。

分解する順番や組み立時の順番やコツが必要なので、普段から機械の整備を行っている方であれば分解しながら構造を把握して組み立て時も問題なく組み立てる事ができるかもしれません。

しかし、普段から整備を行っていない方や知識がない方が分解してしまうと、組み立てられなくなるだけでなく、分解時に部品を破損させたり紛失させてしまうかもしれません。

さらに、油圧鉄筋カッターの内部には機械名の通り油が入っています。

分解すると内部の油は全て出てきて、基本再利用はできませんので新しい油が必要です。

その油を補充するときにはコツが必要で、ただ入れるだきでは正常に動いてくれません。

そのやり方などが分かる方であればご自身で修理に挑戦してみてもいいかもしれません。

油圧鉄筋カッターの故障の症状と原因

では、油圧鉄筋カッターの故障にはどんなものがあるのでしょうか?

それぞれ簡単ですが解説していきましょう!

音はするが動かないor切る力がない

鉄筋カッター シール

油圧鉄筋カッターの故障で一番多いのがこれ!

スイッチを押すと音はするけど動かなかったり、動くけど鉄筋を切る力がないなどです。

内部の油が減っているだけの可能性もあり、補充すれば直る事もありますが、ほとんどの場合はポンプやピストンのシール類が劣化して内部でボロボロになり、しっかり油圧を伝えられなくなっている事が原因です。

まれに、ポンプの部品自体が破損している事があり、その場合は高額修理になりますね。

切れるが、戻った後に出てこなくなる

時々あるのが、鉄筋は切れるが切った後に戻り切らなくて次に出てこない症状です。

テコの原理でピストンを奥側へ押し込めば出てくるようになるなどの症状があります。

これば、内部の油を貯めておく部分が劣化し、油が減ったと勘違いして補充すると発生しやすい故障です。

こちらも分解して油を貯めておく部分の部品を交換する必要があります。

音もならずウンともスンとも言わない

鉄筋カッターモーター

スイッチを押しても作動音すら鳴らない場合は、モーターや電気系統の故障になります。

カーボンブラシが摩耗しているだけなら簡単に交換できます。

その他には配線が切れていたり、スイッチが壊れていたり、モーター本体が壊れている場合が考えられます。

配線やスイッチなら安価に修理可能ですが、モーターの場合は高額修理になる可能性がありますね。

油漏れする

油が漏れる個所で一番多いのはピストンが出入りする部分から油が漏れ出てくる事です。

これは、内部の油が外に出ないようにするシールが劣化して油が漏れ出てしまうのが原因です。

そのまま頬っておくと、内部の油が不足して動きが悪くなってしまいます。

これも基本的には通常分解修理で直ることがほとんどです。

油圧鉄筋カッターの修理代相場

鉄器ンカッター 分解

油圧鉄筋カッターの分解修理には前項でお伝えした通り、特殊な技術や知識が必要になります。

また、分解・洗浄・シール交換・場合によってベアリング交換・組付けという工程が必要となるので作業時間も慣れている人で2時間前後必要とします。

よって作業工賃もそれなりに必要になってきます。

さらに、一度分解してしまうとシール類や油の再利用はできないので、基本的に交換となります。

修理代の相場は18000円~30000円前後が相場で、内訳は作業工賃が10000円弱~20000円前後、その他が部品代となります。

それに郵送の方は送料が必要となることが多いでしょう。

修理代に差があるのは油圧鉄筋カッターやベンダー、パンチャーも大きさによって工賃や部品代が変わってくるからです。

13mmまで切断できるカッターと25mmまで切断できるカッターでは大きさも重さも違うので当然ですね。

新品を買うと20万~30万円、中古品でも50000円前後するので、修理に出した方がお得でしょう。

また、油圧鉄筋カッターやベンダーも全て内部シールの交換修理でモーター以外ほとんど新品と同様の性能に復活します。

故障した時は修理に出してみましょう。

油圧鉄筋カッターを修理に出したい時は

鉄筋カッター分解オグラ

しかし、「油圧鉄筋カッターやベンダーを修理に出したいけど修理屋さんを知らない。」

「ヤフオクなど安く修理対応の出品されているけど不安」

と言う方の為に、どこに修理に出せばいいかをご紹介していきます。

まずは、当サイトの管理者であるヒロヤマ建機整備に下記ボタンからお気軽にお問い合わせしてみてください。

この記事を書いている私、山崎宛にお問い合わせ内容が届きますので、無料でご相談や概算のお見積りをさせていただきます。

その他には金物屋さんなんかも修理対応されているお店もありますので、近所の金物屋さんにご相談してみるのもいいかもしれません。

金物屋さんはそのお店を通してメーカーや修理業者に修理依頼するので少し高くなる傾向にありますね。

ヒロヤマ建機整備では、油圧鉄筋カッターの修理\15000円~行っています。(部品代込み)

モーターからポンプ部、ピストン部を全て分解・洗浄ののち、内部シール類は全て交換、ベアリングが摩耗している場合はベアリングも交換し、内部オイルは新品に交換しています。

修理後は切断テストを数回行った後にお客様の元へ返却という修理内容になりますので、まずはお気軽にご相談くださいね!

参考までにサイズ別基本料金表を記載しておきます。

サイズ別基本料金表

  • 13mm : 15000円~
  • 16mm : 16000円~
  • 19mm : 20000円~
  • 22mm以上:23000円~

*送料、消費税は含まれておりませんのでご注意ください。

ヒロヤマ建機整備にお問い合わせいただき、料金やサービスにご納得いただけない場合は無理に修理依頼をしていただかなくで大丈夫です。

修理ご依頼前であれば、お気軽にキャンセルいただけますので、まずはご相談してみてくださいね。

また、ヒロヤマ建機整備では広島県佐伯区を拠点に、油圧鉄筋カッターやベンダー以外にも電動工具のサンダーやハンマードリルの他、発電機やチェンソーなどのエンジン機械、ユンボなどの建設機械の修理なども行っていますので、建設機械や産業機械の故障や修理に関してもお気軽にご相談ください。

下記ボタンのお問い合わせフォームから故障内容などを記載いただきお問い合わせくださいね!

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