ヤンマーB3-5 シリンダーオイル漏れ修理 広島県

こんにちは。

ヒロヤマ建機整備です!

今回はヤンマーのB3-5Σシリーズのブレードシリンダーからオイル漏れしていると連絡があり、現場で出張修理をしてきました!

作業内容をご紹介します。

目次

ブレードシリンダー脱着

ブレードシリンダー

まずは、ブレードからシリンダーを取り外します。

シリンダーは油圧ホースが繋がっているので、油圧ホースを切り離し、作動油が漏れないようにキャップをします!

キャプをしないと作動油がどんどん出てきてしまいます。

あとは、シリンダーの取付ピンを抜いたらシリンダーが外れます!

「ゴトンッ」と落とさないように注意が必要ですね!

ロッドに傷つけたら大変です!

シリンダー分解

シリンダー分解

シリンダーを取り外したら、分解していきます。

シリンダーのヘッドを緩めて外さないといけません。

ヘッドを緩めるには、特殊工具が必要になります。

また、かなりキツく締め付けられているので緩めるのが本当に大変です!

上手く緩められました!

ヘッドを緩めていくとシリンダー内部の作動油がドバっと出てくるので、受けを置いておきます。

ヘッドが外れたらそのままロッドを抜き取ります!

ピストン・ヘッド脱着

ロッド分解

今度はロッドの分解です。

ロッドの先端にピストンが付いています。

ここには大きなナットで締め付けられているのでナットを緩めます。

たしか、46mmのナットでした!

こちらもかなりのトルクで締め付けられているので緩めるのが大変です。

ナットを取ったらピストンとヘッドを抜き取ります。

シール交換

シール交換

抜き取ったピストンとヘッドに色んなシールが組み込まれています。

このシールが年数経つと劣化してオイル漏れや内部リークに原因になります。

シールを全て交換します!

シールセットはピストンとヘッド用で純正は2万円ほどします。

古いシールを外して洗浄、新品シールを組付け。

組付け時にはグリースを塗布しながら組付けていきます!

そしたら逆の手順でシリンダーを組んで、車両に取り付けます。

作動油補充

あとは油圧ホースを取り付けて試運転です!

何度か動かしてエア抜きします。

作動油の漏れが無ければシリンダーの修理は完了です!

最後に今まで漏れた作動油やシリンダー分解時に出た作動油分が不足しているので作動油を補充しておきます。

これで全て完成ですね!!

安心して作業してもらえますね!

おまけ

おまけ

作業中に見つけたニホントカゲ!

めっちゃ可愛いね!!

今回は広島市安芸区府中町へ出張しました。

3t未満のミニユンボや小型建設機械の修理でお困りの方はお気軽にお問い合わせくださいね。

では、また!

建設機械整備士に興味のある人は建機整備士の転職に特化したブログが下記になりますので読んでみてください。

メカ転! | 整備士メカニックの転職ブログ

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